【2022年版】iPhoneのYouTubeアプリで、ライブ配信するやり方とは
もはや説明は不要でしょう。スマホを含めた携帯電話所有者の認知率が96%とも言われるYouTube。かつてのテレビのように、私たちの日々の生活に根付いた文化とも言える存在かもしれません。いまや芸能人のチャンネルやゲーム動画の配信まで、その内容は多岐に及ぶようになりました。
今回は、そんなYouTubeにおけるライブ配信のやり方について、お伝えしようと思います。
YouTubeライブ配信とは?
YouTubeライブとは、動画投稿サイトYouTube上でライブ配信ができるサービスのことです。これまでは、専用のアプリを使用しないと配信ができないことがありましたが、現在ではYouTubeの純正アプリやブラウザから、簡単に配信できるようになりました。
いわばテレビ放送でいうところの生中継であり、無料で視聴が可能です。通常の動画とは異なりハプニングやリアリティが視聴者に伝わることでも人気です。
YouTubeライブ配信を行う上での条件とは、ライブ配信に関する制限を受けていない。
まず第一に、YouTubeライブ配信を行うには、条件が設定されています。過去 90 日間に運営サイドから制限を受けていないことが大前提です。
・ライブ配信が、著作権保護された別のライブ配信と一致している
・ライブ配信の作成数が 1 日の上限に達した
などと規約で定められており、しっかりと確認する必要があります。
電話番号認証によるチャンネルの確認
セキュリティ対策の一環もありチャンネル登録するにも認証対応が必要です。iPhoneでSafariやChromeなど、普段使っているブラウザから電話による確認ページにアクセスします。ログイン画面が表示されたら、電話番号認証したいアカウントにログイン。「SMSで受け取る」か「電話番号の自動音声メッセージで受け取る」かを決め、電話番号を入力すれば準備が整います。
チャンネル登録者数が50人以上
今後も変更することはありえますが、現時点では、チャンネルの登録数が50以上ないとライブ配信を行うことができません。通常の動画を掲載しつつ、配信カテゴリに興味のある友人などにも協力してもらい、まずは50のボーダーを達成する必要があります。
iOSの最新アップデート
これも当然の条件ではありますが、特に配信などを行う際は、iOSのバージョンを最新に保つことが大切です。App Storeを開いて「YouTube」と検索。「アップデート」をタップすると、YouTubeを最新バージョンに手動アップデートできます。
“実際にやってみるとよくわかりますが、ライブ配信をするにあたって、ネット環境も非常に重要です。せっかく面白い内容を配信しているのに止まってしまったりしたら元も子もありません。
十分なスピードのネット回線
iPhone自体の性能も大切ですが、スマホの性能がよくても、ネット回線が遅くてはなんとも残念。
ライブ配信ではネット上に動画をアップロードするため、「上り速度」が非常に重要です。 高画質な動画でライブ配信を行いたい場合は、上り速度の実測値として6Mbps程度のスピードは確保したいものです。
実際に配信を行う際は事前に調査することをお勧めします。以下のようなツールで簡単に計測ができます。
ブロードバンドスピードテスト(https://www.bspeedtest.jp/)
YouTubeライブ配信のやり方
iPhoneでYouTubeアプリを開く
まずはYouTubeアプリを開きます。どこにあるかわからない場合はAPP STOREで検索して探してみてください。
画面下部の作成アイコン「+」>「ライブ配信を開始」をタップ
初めてモバイルライブ配信を行う場合、最初のライブ配信を開始できるようになるまで、最大24時間かかることがあります。
自分のチャンネルへライブ動画保存する
最後に「終了」をタップします。ライブ配信のアーカイブはチャンネル内に自動で作成されます。
youtubeライブ配信をする際の4つの注意点
個人情報の公開を控える
ご自身の実名についてはご自身のアカウントポリシーとして、公開するかしっかりと決められた方がよいと思います。昨今はネット上で個人特定も場合によっては可能なケースもあるので、実名での公開は避けた方が賢明です。
また、自宅・職場などの住所情報の流出も、トラブルにつながりかねませんので非公開が望ましいでしょう。過去にはライブ配信中に漏れた個人情報により、職場・学校に嫌がらせの電話がきたり、ストーカー事件へ発展したケースもありました。
とはいってもライブ配信で気分が高揚し思わず口にしかねません。だからこそ、配信前にはしっかりと準備や練習を重ねて臨むべきだと思います。
想定外のコメントでも冷静に対応する
ライブ配信という特性上、視聴者からのコメントもリアルタイムで投稿されます。時には心無いコメントも起こり得ることを心得て、冷静な対応が必要です。決して感情的にならず、対応するように配信前に認識した方が良いでしょう。
ライブ配信利用規約を守る
以下のページにライブ配信をする際に守るべき規約の記載があります。必ず目を通して健全なルールに沿った運営を心がけてください。
一部抜粋
“ライブ配信に関する本規約(以下「規約」)は、コンテンツ ライセンス契約、コンテンツ ホスティング サービス契約、サウンド レコーディングおよび映像・音声契約、チャンネル配信契約、YouTube 利用規約(いずれも以下「契約」とする)を通じて Google と契約を締結したコンテンツ プロバイダ(以下「プロバイダ」)を対象としています。”
犯罪・違反行為などを避ける
これも至って当然のことですが、決して、犯罪・違反行為を行わないようにしましょう。誤って違反行為となれば映像をを見た視聴者が、警察などに通報できてしまうことを念頭に置いてください。
たとえば自動車車内で配信してのスピード違反などもれっきとした犯罪行為です。視聴者を喜ばせる目的があったとしても決して常識から外れずに配信することが肝要です。
ライブ配信中は「誰かに常に見られている」と捉え、人としての正しい行動をいつも以上に持つ意識が必要だと思います。
本格的なライブ配信を行うには
日々、iPhoneの性能が上がり、昔では考えられない高画質で撮影することが可能な時代になりました。ただ、それでもクオリティや撮影環境に満足ができない方は、弊所のようなスタジオを活用することをお勧めします。ライトを含めたプロの機材があるので、より効果的に品質的にも高くご提供できます。お気軽にご相談ください
まとめ
今回はiPhoneを使用したyoutubeでのライブ配信のやり方をお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか。まずは配信する前に条件を十分確認した上で臨む必要があることもご理解いただけたと思います。
ぜひとも工夫をこらして、視聴者に喜ばれるライブ配信を行えればと幸いです。
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